地下に眠り続ける「伝説の飛行機」
投稿者 さなぎ
投稿日 2023.10.02
カテゴリ 地域その他
地域 東京都
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羽田空港の滑走路の地下には、かつて飛ぶことを許されなかった「悲運の飛行機」が埋まってます。
1945年、当時羽田空港は、軍事拠点として利用されてました。
終戦後、GHQにより日本国内における航空機の製造・研究は全面的に禁止され、航空機関連の資料はすべて没収され、空港内にあった飛行機や武器などは、そのまま羽田空港の敷地内で廃棄されました。
当時、空港の傍らには「鴨池」という池があり、航空機はこの池に投棄され、埋め立てたそうです。
この鴨池が、現在羽田空港の滑走路になっています。

そして地中にある機体の中には、すごく貴重なものも眠ってます。
それが「真紅の翼」である。

実はこの機体、無着陸での飛行距離と、飛行時の速度において、当時の世界記録を誇っていました。
国産の機体が「世界一」だったのは、後にも先にもこの時だけです。

両翼は赤く塗られており、鮮やかな外見が人気で、その姿が描かれた郵便普通切手が制作されました。
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