木彫りの熊が北海道名物の理由
投稿者 ASANO
投稿日 2023.11.20
カテゴリ 地域人/動物お土産
地域 北海道
いいんでない♥
クマをかたどった木製の立体造形物・民芸品で、北海道の土産として日本国内で広く知られてますよね。私も修学旅行で買いました。


代表的な土産熊のデザインは、四つんばいになったヒグマが鮭をくわえているものであるが、現在までに様々なデザインの木彫りの熊が作られてきました。

日本で木彫りの熊が生まれたのは、北海道の八雲町というところです。

この八雲町は旧尾張藩士の人たちが移住して開拓した町で、主に農業で生計を立てたんですが、北海道は冬場は雪が降るため、農作業ができず苦しい生活を強いられてました。それを救おうとしたのが尾張徳川家第19代当主・徳川義親さんです。

義親がヨーロッパ旅行に出かけた際、立ち寄ったスイスのベルンで熊の木彫りを見つけて八雲町に持ち帰えりました。そして、義親は農作業ができない冬の間、生活のために木彫りの熊を作ることを提案したんです。

その後、八雲町の木彫りの熊は展覧会での入賞などもあり、木彫りの熊は次第に世に知られるようになり、北海道の土産として人気となったんです。
投稿者: