「アスパラの缶詰」は、なぜホワイトアスパラしかない?
投稿者 アスパラ大臣
投稿日 2023.06.16
カテゴリ 食べ物/飲料
地域 北海道
いいんでない♥
アスパラガスには、グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの2種類あります。
グリーンアスパラは、太陽の光を充分に浴びて育てたため、光合成の影響で緑色になります。
ホワイトアスパラは、芽に土をかぶせて育て、穂先が土から顔を出す前に収穫されるため、モヤシのように白いのです。
 缶詰には、なぜホワイトアスパラしかないのでしょうか?
じつは、アスパラガスの缶詰の製造がはじまった大正時代には、グリーンアスパラの缶詰もちゃんとありました。 ですが、缶詰類は高温加圧殺菌する必要があります。これをグリーンアスパラに施すと、本来の鮮やかな緑色が色あせ、苔色に変色するのです。
この苔色がいかにもまずそうだと不評であったため、グリーンアスパラの缶詰は製造ストップしました。 グリーンアスパラのほうが栄養価が高く、しかも安価だからです。 そんなアスパラの生産量日本一は北海道。 全体の13%のシェア率です。
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