日本初「レトルトカレー」の歴史知ってますか?
投稿者 全国のカレー巡ってます
投稿日 2023.09.19
カテゴリ 食べ物/飲料
地域 石川県
いいじ♥
1968年に大阪の食品メーカー・大塚食品が世界で初めての市販レトルト食品「ボンカレー」を発売しました。



これが日本で最初の「レトルトカレー」の誕生です。
現在の日本では子供から大人まで、幅広い層に人気がありますよね。


しかし、発売当初は半透明なパウチを使用しており賞味期限が数ヵ月と短く、その見た目が薬品のようで美味しくなさそうという良くない印象もあり、なかなか消費者には受け入れられず売れなかったんです。
今では考えられないですよね。


改良に改良を重ね、パウチ素材にアルミ箔を使うことで賞味期限を大幅に延ばした新パウチを開発しました。
努力の賜物です。


そして、レトルトカレーが大ブームとなるきっかけの出来事がありました。
みなさん一度は見たことがあるはずの、アポロ11号!

この時、宇宙飛行士が宇宙食としてレトルト食品を食べている映像が世界中に流れたことで
レトルト食品が注目されるようになりました。



時は流れ、2003年には世界初の「電子レンジで温められるレトルトカレー」が発売されました。
これにより湯煎専用だった「ボンカレー」はパウチのまま電子レンジで調理ができるようになり、忙しい社会人のお供になりました。
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